旅の始まり
            旅にはトラブルは多少なりともある、しかし、今回の旅のトラブルは、私に取っては最大のトラブル、
           一時はどうなるかと思った旅、そんな旅も終ってみれば・・・・・・・・?

嗔蔵公路2000キロ  ラサから麗江へ平成22年3月15日〜27日
                       
                        1日目(3月15日)関空〜広州

 今日から旅が始まる、行く先はチベット圏、今日の出発時間は遅い、関西空港14時集合、こんな時間だと、余裕を持って家を出る事が出来る、新幹線とはるかを乗り継いで、関空に付いたのは12時、昼食を食べ、売店をうろつき、荷物を受け取り、1時半に指定の場所に行くと、係りの人が待っている、関空から出発するのは3名

 今回の参加者は14名、殆どの人が成田集合の為に添乗員は成田からとなるので、係りの人にチケットを貰い、搭乗手続きを済ませて、登場口に向かう、・・・と・・・関空のマスコット??ロボットが歩いている、可愛いので写真を撮るけど、名前は・・・・・忘れた、16時、中国南方航空は定刻どおりに飛び立つ、

 機内は半分ほどの乗客、隣には誰も居なくて、のんびりと・・・・途中で機内食が出る、7時10分(現地時間、時差1時間)広州空港に到着、入国審査を通り、荷物を受け取って外に出ると、現地ガイドが迎えに来ている、

 今日のホテルは空港の目の前、それでも車に乗り、ホテルへ、東京から来る人達はまだ、来ていない、3人だけチックインして部屋へ・・・・・・部屋に入って驚いた!!

 バス、トイレのある洗面所とベットルームとを仕切る壁がガラス張り・・・・これって、ラブホテルみたい(使った事は無いけど、これからも使う予定は無いけど)ベットに座って、相手がバスやトイレを使用している様子が丸見え、
関西空港のマスコット? 機内食 ホテルの部屋、ベットルームより
 たとえ、主人と泊まっても嫌だなぁ〜  ボタンを押すとカーテンが閉めれる様には成っていたが・・・・部屋で少し休んで、9時に夕食のレストランへ、しかし、東京組はまだ、来ていない、

 待つこと、30分、東京組が到着、飛行機が遅れた様子、急に賑やかになる、今回は男性8名、女性6名、男性は大きなカメラを持っている人が多い、夕食は中華料理、食事の後、部屋に帰り、風呂に入ろうとしたが、熱い湯が出ない、ぬるい湯でシャワーを浴びても風邪を引く心配で、そのまま寝る、


                       
2日目(3月16日) 広州〜ラサ
 今日の朝は早い、6時にホテルのレストランで朝食、バイキングで自分の好みの物を食べ、6時40分には、手荷物を持ち、空港まで歩いて向かう、ラサへは、重慶経由の便、場所がらであろうか・・・・・セキュリティが厳しい、朝の早い時間であるが、空港には沢山の人

8時、重慶に向けて飛び立つ、席は満席、直ぐに機内食が出る、流石に食べれないが・・・10時10分、重慶の空港に着陸、貴重品だけを持って空港内へ、予定時間よりも遅れて、11時20分、ラサに向けて飛び立つ、食事が出たばかりだが、又食事がでる、
朝食 広州〜重慶間の機内食 重慶〜ラサ間の機内食
 席は窓際の真ん中、それでも飛行機からは、眼下に広がる雪山が見える、重慶から2時間半、2時にラサのクンガ空港に到着、広州から5時間半かかり、予定よりも45分遅れて到着、

 ここでスルーガイドのアン(晏)さんとラサの現地ガイドコウ(黄)さんの迎えを受ける、空港には6台の4輪駆動車が止まっている
ラサへ     機内より ラサ空港 桃の花
 ラサ空港には桃の花が咲いている、周りは雪山だけど、此処は暖かいのかな?6台の四輪駆動車に分乗して、空港近くにあるレストランへ向かう、流石にお腹は空いていないが・・・・、ここは標高3600メートルの世界、少し頭はボーとするが、頭痛は無い、急に低地から飛行機で3600メートルの世界に入ったのは初めての経験、
昼食 昼食のレストラン ラサへ
 食事も何とか食べれるので、お茶をガブガブ飲み、大きく深呼吸をする、食事を終えて、ラサの街へ向かう、周りには灰色の世界が広がる、遠くには雪山、道路は舗装された二車線の道、・・・・・・・・・・・しかし、公安の姿を良く見るようになる、検問もたびたび行われる

 4時20分、ラサの街に入った、大きな街でビックリ、それ以上に驚くのは公安の姿が多いこと、うっかり写真も撮れない雰囲気、
4時40分、街の中心から少し離れたホテルに到着、

 ここで添乗員から、ガイド無しでの外出が禁止される、一人で街を散策する事が出来ない、3月10日頃からポタラ宮の内部の見学も禁止されていると言う
もし、勝手に歩いていて、公安に捕まったら、ガイドが首になると言われると・・・・・・おとなしくホテルの部屋で過ごすだけ、

 高度順応とは言え、部屋の中での缶詰状態は辛い、眠くなるのを堪えて、洗濯をしたり、本を読んだりして過ごす、今晩の夕食は街の中心地にある「ジョカン(大昭寺)」の近くのレストランの予定、この時、少しは街の様子を見る事が出来るだろう・・・・・

 7時にロビー集合、車に分乗して街の中心地へ、ジョカンの少し手前の場所で車を降りる、ジョカンを正面に見ながら歩いていく、ここでも、公安が多い、「公安を写さないで下さい」と言われても・・・・・・・どの場面にも公安が写りそう・・・・それほど多い
ジョカン(大昭寺)正面 五体投地をする人々
 ジョカンの前では五体投地で祈る人々、その姿を写真に撮る観光客、それらを見ている公安・・・・・何とも不思議な風景、寺院の中の見学は時間が遅くて出来なかった、

 ジョカンを中心に時計回りで八角街へいく、沢山の店や露天が並んでいる、急に人が多くなってきた、その通りに面した一軒のレストランへ入るが・・・・入り口付近には沢山の公安が座っている、何となく・・・・・目を合わせないでレストランの中へ・・・・

 レストランの中は静か・・・お客は私達だけ・・と思うほど、2年前の暴動以来、この時期にラサに入るには良くない時期かも知れない、ラサはもうチベットのラサでは無くなって来ている様だ、

 夕食を済ませて、歩いて車に戻っていく、空がビックリするほど、青い、西に位置するラサは8時頃まで明るい、